鉈の鞘を自作した




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40年位前から家にあった鉈

おそらく父がキャンプ用に買った物

中学生のとき一度電動砥石がある同級生宅で錆を落としたが、あまり活躍する場面がなかった

なぜ出番が少ないかと理由を思うに、鞘がないって大きいと思う

刃物はきっちり鞘に納めておきたい

でさらに腰にぶら下げて起きたい


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でもこの重さ、少々重い

が、この重さがそのまま薪を割るパワーになるので、切れ味はかなり良いです


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長乙郎請合と一応銘があるが、長乙郎で調べてもあまり情報は入らない

もうなくなったメーカーなのかな?

刃渡りは6寸ほど

 

鞘材料は使い古しのマナイタ

桧かな?

これを片側をすこし削り、割りばしを挟み込んで接着
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下は水抜、乾燥のため敢えてすかした



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色々手順的に間違えたりもしたが

仕上がりは結構満足してます

 


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接着クランピング


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黒ずんで汚れた部分をカンナ、紙ヤスリでおとす(紙ヤスリ等は研磨粒子が残って刃物に良くないって話にあるがそんなに気にしない)

↓削りカスいっぱい出た


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栗形の接着

 


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この出っ張りに紐をかける

伝統的には真田紐だけれど、今回は手持ちであったロープ


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タツキや飛び出し防止にクサビ型の栓をつけた


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ついでに防水性を出すため冷蔵庫で放置されていた亜麻仁油だかえごま油だかの乾性油を塗った

所謂オイルフィニッシュです

 

手順的にはまず材料の汚れ、黒ずみを落としてかだったよなあと思っています